Arrows日誌

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2022/04/13小松川CSNew!
どうして同じことを何回もテストするの?

こんにちは。

進学塾3Arrows小松川CSの中島です。

 

学校も新学年を迎えて1週間ほどたちました。

学校での学年はこの4月でひとつ上がることになったのですが、

塾ではすでに2月から学年が変わっています。

学校は卒業生・新入生の入れ替わりのタイミングで学年が切り替わるのですが、

塾では入試を区切りとしているために2月での切り替わりとなるのですね。

 

先日、お通いの塾生の方から受けたご相談です。

「以前は漢字の小テストでよい点が取れたのに、最近点数が下がった…。」

同じように思い悩んでいる生徒さんはいらっしゃいませんか?

 

2~3月の塾での学習内容は「新学年内容の先取り」でした。

「授業でひとつ上の学年の内容を習う」というのはイメージしやすいのですが、

実は国語の漢字や英単語も先取りになっています。

 

小学部の高校受験準備コースの国語を例にすると、

1学年分の漢字の学習は実は2学期半ばまでに一通り終わってしまいます。

その間、小学校でも新出漢字の学習は並行して進んでいきます。

塾ではさらに2周目の学習をするので、

1年間で同じ漢字の練習を3回(もしくはそれ以上)している状態だったんですね。

 

それに対し、常に新出漢字・単語を学習する今の時期は

いわば「1回しか練習していない状態」でテストを受けていることになります。

3周も習ったことをテストされていた2学期と比べれば、

この時期の学習内容の定着度が低くなるのは当然のことです。

これが「繰り返し学習すること」の効果です。

 

何度も同じ内容をテストされるのは、

テスト自体が目的なのではなく

そのために何度も準備することが目的なのです。

「私は暗記が苦手で…」というそこのあなた。

諦めずに2回・3回と練習してみることをお勧めします。

 

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