Arrows日誌

Arrows日誌ARROWS DIARY

  • HOME
  • ARROWS DIARY
  • 令和8年度千葉県立高校入試「国語」について
2026/03/243Arrows新船橋CSNew!
令和8年度千葉県立高校入試「国語」について
こんにちは, 進学塾3Arrows新船橋CSの髙橋です。
今回は千葉県の2026年度県立高校入試の「国語」について, 私の所感を書いていきます。

①論説文が昨年度の文章とどこか似ていました。
もちろん内容は異なっていましたが, 根底を流れる思想・哲学のようなものは共通している印象を受けました。しっかりと過去問演習をしていれば, 少し解きやすかったかもしれません。

②論説文の文章はイメージしやすい平易なものだった一方で, 即答できる問題はほとんどありませんでした。
明らかに誤りと言える選択肢が少ないと感じました。特に(3)は誤っている選択肢の質が高く, イは早い段階で消すことができても, 残るア, ウ, エで迷い, 時間をとられた受験生が多かったのではないでしょうか。本文はさほど難しくないのにも関わらず, 問題を解く段階になると困る。結局は例年通り苦しんだ受験生が多かったと推測しています。
また、一見すると例年よりも易しく見える(5)の記述問題も, 「自分の見ている世界が」に続けて書き始めるという条件が非常に厄介でした。

③小説文は本文, 設問ともに平易でした。
ただし, なんとなく感覚で解答してしまうと大きく点数を落とす危険性があります。高校受験生にふさわしい客観的な読み取りができているか, 試される問題だったと言えるでしょう。
また, (5)の記述問題は昨年に比べて満点を取りにくい問題でした。

④古典が難化しました。
出典は徒然草でしたが, 主語が明記されていないことと, 聞き慣れない呪文がテーマだったことに苦しんだ受験生は少なくないはずです。また, 設問も多彩で, 幅広く古典の能力が問われていました。
特に(5)の(a)はダジャレだと気づけなければ解けない難問でした。入試本番の1教科目で緊張や焦りもある中, 頭を柔らかくしてダジャレだと気づけるかどうか。なかなか厳しかったと思います。
とはいえ, 塾で様々なパターンの文章に触れ, 文法の知識や主語の見極め方を訓練してきた受験生であれば, 満点も狙うことができたと思います。

⑤作文がスタンダードな形に戻りました。
 昨年度, 斬新な問題形式に変更された作文ですが, 今年度はよくある形式に戻りました。何度も作文を練習していた受験生ならば比較的スムーズに書けたのではないでしょうか。
ただし, 昨年度に比べて資料を読み取る要素が減り, そのかわりに自分でほぼ0からアイデアを出して論理的にまとめなければならなかったため, そういったことに慣れていない受験生は書くことがなかなか見つからず, 苦労したと思います。日ごろからいかに物事を見つめ, 自分なりに考えているか。昨年以上にそれが問われる問題でした。

総合
全体的にはおおむね例年通りの難易度だと感じました。聞き取りと作文は例年並み, 論説文はやや難化, 漢字と小説文は易化, 古典が難化という形でバランスが取れていました。
低い点数を取ってしまうリスクが小さい一方で, 高得点(80点以上)を取ることは非常に難しい, 千葉県の国語らしい問題構成でした。


*現在,5周年特典を実施しています。この機にぜひ,ご活用ください。



何か気になることがあれば些細なことでもすぐにお電話にてご相談ください。
お電話だけでなく,web・LINEなど,様々な媒体での受付も可能です。
全力でサポートいたします。
新船橋,北本町,夏見,行田,海神地区にお住いの
小学生・中学生の皆様,いつでもお気軽にお問い合わせください。
LINEでのお問い合わせはこちらから。