Arrows日誌

Arrows日誌ARROWS DIARY

2026/08/273Arrows奥戸CSNew!
学びのきっかけは身のまわりにたくさん!?
こんにちは!
進学塾3Arrows(スリーアローズ)奥戸CS
チャーリーこと中山です。

➀ブラジル、コロンビア、他
②ブラジル、コロンビア、他
③エチオピア、コロンビア、他
④ブラジル、コロンビア、他
⑤コロンビア
⑥ブラジル、コロンビア、他
⑦ジャマイカ、コロンビア、他
⑧アメリカ、ブラジル、他
⑨ブラジル、コロンビア、他
➉エチオピア
⑪ケニア
⑫インドネシア
⑬タンザニア
⑭グアマテラ

突然、何なの?と思ったかもしれない。

私の行きつけの喫茶店…といえばカッコよく聞こえるが、通勤途中にある某有名コーヒーチェーン店(ドド~ンみたいな名前のところ)で、よく出勤前に仕事をしているのだが、その店頭でコーヒー豆の袋詰めを販売している。

レジ前にずらりと豆のラインナップが並べられ、色とりどりのパッケージが店頭をにぎやかにしている。

先程のはそれら14種類の商品の裏面に表示されているものから原産地欄に書かれていた国名を書き出したもの。
(お店の人、ごめんなさい)


実は、学生時代に少しレトロな感じの喫茶店でアルバイトをしていたことがある。

バイトを始めてすぐの新人は、まず洗い場を任された。
運び込まれてくるカップ、グラス、ソーサー、シルバーなどを、洗浄機を上手く使いながらひたすらきれいにしていく。

一日中水仕事、そしてシンクの位置が微妙に低かったせいか、手荒れや腰痛に悩んだこともあったが、何種類かの食器を素早く効率よく洗浄し、清潔な布巾できれいに磨き上げるのはなかなかに楽しいものだった。

慣れてくると、今度は厨房でチョコレートパフェやサンドイッチを作った。
某有名百貨店の中にあった喫茶店だったためか、フード類は結構味にこだわっていた。

作り方は先輩からの直伝で、マニュアルなどはない。
見て学べ、叱られて覚えろ、コツは真似して盗め…そんな職人気質の先輩だったが、同じ材料で作ってもその人が作ったものは確かに美味しかった。

何度か小突かれながらも、悪戦苦闘して作り方を練習するうちに、どこかのタイミングで先輩から「よし、明日の厨房はお前に任せた」と言ってもらえた時は嬉しさと同時に、誇らしさも感じた…。

スタッフが足りないときなどはホールにも出て、お客様からの注文を受けたりできたコーヒーを届けたりもした。

冬は「ホット」、夏は「アイス」と、私より先輩のお客様のなかには、喫茶店で注文する際に、席に座るや否やメニューを開きもせずにそんな言い方をした。

メニューに「ホット」というコーヒーはない。
コーヒーのページには「ブレンド」「アメリカン」を筆頭に「ブルーマウンテン」「マンデリン」「メキシコ」「コロンビア」「グアマテラ」「ハワイ・コナ」「キリマンジャロ」「マタリ」「ブラジルサントス」などなど、コーヒーの産地名や品種名が並んでいた。

コーヒーなんてどれも一緒と思うなかれ。

心のなかでそう思いながら、
「ブレンドのホットでよろしいですか?」
と確認していた。

特に好みの豆がなければ、まずはそのお店のオリジナルブレンドを試してみるのが良い、と個人的には思っていたし、前述の先輩にもそう教わった。

その後、たかだかアルバイトの分際にも関わらず、コーヒーに関する本を数種類買い求め、様々な産地の豆の特徴を調べたり、実際に味わってみて、その香りや風味を少しでも覚えてカッコつけてやろうなんて躍起になっていた時期もあった…。

話があらぬ方向へ曲がってしまった。

先日、その某有名コーヒーチェーンの店で久々に豆のパッケージをじっくりと見たので、あの頃を懐かしく思った次第…。


書きたかったのはココから。

社会の地理を勉強していると、様々な生産物の主要な産地を覚える…というのがある。

コーヒーも結構な確率で問われ、ブラジル、ベトナム、インドネシア、コロンビア、エチオピア…などと、カタカナをただただ暗記して勉強したと思っている受験生も少なくない。

付随する知識として、赤道をはさんで北緯25度から南緯25度の熱帯・亜熱帯地域に産地が集中していることを“コーヒーベルト”と呼ぶ、とか、欧米の植民地だった場所が多く、輸出用の作物を大量生産するプランテーション(大規模農場)で作られる、とか…。

テキストに並ぶ情報をただ暗記するのは、本当の意味での勉強ではありません。
今の時代、スマホでネット検索をすれば、あるいはAIに聞けば、すぐに知ることのできる情報でしかありません。

店頭で販売されているコーヒー豆のパッケージを何気なく眺めていて、14種類並ぶ商品のうち、6種類にブラジル、8種類にコロンビアが入っていることに「!?」となる。

なぜブラジルやコロンビアが多いのだろうかと疑問に思い、インターネット等で調べてみる。
あるいは、テキストには出ていなかったけれどケニアやタンザニアもコーヒー豆が…へえぇどんな品種なんだろうか、なぜ他の作物ではなくコーヒー?などと気になったことを次々と調べてみる。

北緯25度、南緯25度、コーヒーベルト…と、とりあえず用語を暗記すればよいのではありません。
エチオピアやグアマテラはどこにあるのか地図帳で確認してみる。

インドネシアやケニアの国旗はどんなデザインなのか、その国の気候や歴史について調べてみる、日本とはどんな関係なのか等々…。

これが本来、勉強をするということに近いのではないかと思うのです。

コーヒー豆のパッケージ裏にある表示が、世界の地理や歴史の学びの扉となったりするのですよ…ということを書いておきたかったのです。


自由研究のテーマが…と、今も頭を抱えている小学生がいるかもしれません。

研究テーマは、自分が「?」と感じたことがきっかけになることが少なくないので、もう一度自分の周りをよく見てみてください。
(ただ、もう時間が少ないので、そんなこと言ってる場合じゃないかもしれませんが…)

また、都立中高一貫校を受検しようとしているのであれば、日々の生活のなかで、見たこと聞いたこと、感じたことなどなどに、常に「?」をつける習慣を身につけるといいかもしれません。

例えば、買い物をしたときの支払い方法、最近では様々な支払い方法があるけれど、バーコード決済やカード決済って、その場でお金を払わないのに平気なのはなんで?

いつも冷たい麦茶を入れて持ち歩いている水筒、そもそもなぜ中身の温度が変わりにくいの?カバンのなかにペットボトルを入れているのと何が違うの?

…等々、不思議はいっぱいあります。

学校で教わることをベースにしながら、生活する中でのさまざまな気付き、ふとした素朴な疑問、そして「ちょっと調べてみよう…」という行動、これらが本当の意味での学びや新たな発見のきっかけになるのではないか、と思います。

しかも、それらを調べていくと、どんどん面白い世界が見えてくるのです…。
それについては、またどこかで。

ちなみに、コーヒーをドリップしてお客様に出す…のは“マスター”だけができる仕事だったので、バイトの私が出せたのはクラッシュドアイスをグラスに入れて注ぐだけのアイスコーヒーとオレンジジュースくらいでした…。

夏期講習、いよいよフィナーレが近づいてきました。
明日も頑張りましょう!

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